セビロビロ

三年前の如月に「本」という字が木の、日に進む部分と地中に進む部分を境目と一緒に表していることを知りました。そのまま他の記憶と同じように自分のどこかへ曖昧に溶けていくかと思われましたが、溶けながらも意識上にもよく目立ったまま今日に至っていて本は本なんだなと思っています。
今回展開する「働く仕事の労働」と名付けた題材は、自分の浸かっている地点においてみえる様相の全てです。このまま浸かるままに沈んでしまいたいとも思えるのですが、何もしないで沈んでしまうのももったいないのでZINE制作で息継ぎの地点などの通過点を記録します。少量ですが、ZINEを元にしたイラストのプラカードを販売します。